富士ゼロックス 大学生協電子マネーに対応した「Cloud On-Demand Print」環境を構築
富士ゼロックスは、大学キャンパスにある大学生活協同組合の電子マネーに対応した「Cloud On-Demand Print」(クラウド・オンデマンド・プリント)環境を構築し、本格的に展開する。
これにより、学校が所有するパソコンのみならず、学生が自分のパソコンやスマートフォンなどから出力データを登録し、キャンパス内にある生協管理のどのデジタル複合機からもプリント出力できるBYOD(Bring Your Own Device)に対応する。
同プリント環境の実現は、すでに大阪大学、京都大学、立命館アジア太平洋大学などの各大学生協でこのしており、今後全国の大学生協に拡大していく。
富士ゼロックスでは、学生が自分のパソコンやスマートフォンなどで所有しているデータを必要な時に必要な場所で出力できるよう、大学の情報システム部門と協力。デジタル複合機をインターネットと接続し、大学生協電子マネーによる課金システムも整えることで、BYOD に対応する「Cloud On-Demand Print」環境を構築(概念図参照)。同社の価値提供戦略「Smart Work Innovation」の提供価値のひとつ、「制約からの解放」を具現化する一例となる。