富士ゼロックス 国内営業の「センターオフィス」を開設、体感型ショウルームも12月オープンで最適な働き方提案へ
富士フイルムグループの富士ゼロックスは、豊洲ベイサイドクロスタワーに、国内営業のフラッグシップとなる「センターオフィス」を開設し、12月1日から体感型ショウルーム「Bridge for Innovation(ブリッジ・フォー・イノベーション)」をオープンする。
同社は2009年から、「いつでも・どこでも・誰とでも」という働き方をコンセプトに、営業関連部門の働き方変革活動に取り組んでおり、今回の「センターオフィス」開設はその集大成となる。コロナウイルス感染拡大によるテレワーク推進などで働き方が変わる中、場所を選ばない新しい働き方を自ら実践し、それをもとに顧客企業にとって最適な働き方を提案していく。
同社が行う働く場の変革では、「センターオフィス」を核とし、すべての働く場所をITで繋ぎバーチャルな大部屋とみたてて、全国の社員同士の円滑なコミュニケーションを実現する。
具体的には、フラッグシップオフィスとなる豊洲の「センターオフィス」、各都道府県の主要都市の「ハブオフィス」、地域密着型の営業拠点「スポークオフィス」、駅ナカ等のスポットオフィス(CocoDesk)や自宅などの「サテライトオフィス」の4つに分類し、顧客先へのレスポンス向上とコロナ禍でのフレキシブルな働き方に対応する。
「センターオフィス」では、オフィスそのものを「情報や知恵が集まるオフィス」という新しい概念のもと、Activity Based Working(仕事の内容に応じて働く場所を選択する働き方)という考え方に、同社独自の「チーム単位で効率よく働く」という視点を取り入れた社員同士のコミュニケーションを実践していく。具体的には、全国すべての営業拠点や自宅などのテレワーク拠点をITで繋ぎ、「センターオフィス」には、大型8面マルチスクリーンモニターを設置し、主要拠点と常時接続する。これにより日本全国の営業・SE・スタッフ等が、場所に捉われないバーチャルな環境で繋がり、顧客先への価値提供を加速させていく。
なお、12月1日からオープンする体感型ショウルーム「Bridge for Innovation」は、「Vector(方向性を見出す)」と「Connect(お客様をビジネスの成功につなげる)」という考え方のもと、富士ゼロックスの研究開発拠点や国内外の生産拠点を繋ぐなどの総合力により、顧客先の課題解決を推進する。オープン時には、「働き方改革」「プロセスイノベーション」「セキュリティー」の3つのテーマで、新しい働き方を体感しながら価値創出を行う場としている。
<「センターオフィス」の概要>
所在地: 東京都江東区豊洲2-2-1
オフィス面積: 1フロア―約3372.6㎡(1,022坪)