富士ゼロックス 印刷創世研究会 第23期の戦略発表会および修了式で10名が修了
富士ゼロックスが主催している企業のリーダーを育成する「印刷創世研究会」の第23期が修了したことに伴い、3月15日、第23期印刷創世研究会戦略発表会および修了式が、東京・六本木にある同社グラフィックコミュニケーションサービス東京で行われた。
第23期は、10社から10名が参加。15日には半年間にわたり学んだ研究内容や成果についての戦略論文発表が行われた後、修了式が開かれた。
修了式では、まず主催者として富士ゼロックス 常務執行役員の高木純氏が挨拶にたち「印刷創世研究会の場は、第一には同じ課題や悩みを共有・共感できる仲間をつくる機会となったのではないかと思う。またそれにより自分のレベルを比較し、自分を見つめ直すことができたのではないか。加えて、マネジメントの基礎を学び直す場として頂けたのではないかと思う」と創世研究会に参加した意義を述べた後、「今という厳しい時代の中で、経営トップが掲げた方向を的確に理解することがポイントとなってくる。マネジメントは企業活性化の根幹となる。あとは強い意志と情熱をベースに取り組むことが成功へのポイントになるのではないか。皆さんには、情熱を持ち続けて活躍してもらいたい」と期待を語った。
修了生となった10名に、協賛企業である富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ 常務執行役員の柳川尚氏から修了盾と記念品が授与された。
柳川氏からもお祝いの言葉があり、「皆様はこれからが実際のスタートになる。こうした機会を与えてくれた経営者、会社の仲間などへの感謝の気持ちを忘れずに、学んだことを実践の場に活かして活躍してもらいたい」とエールを贈った。
第23期修了生の代表挨拶では、株式会社アサヒコミュニケーションズの齋藤実氏がお礼を述べるた。齋藤氏は「強い信念と意志をもって学んだことを活かしていきたい。研究会では、仲間や人の大切さを学んだ。人は1人では生きていけない。人生にはコミュニケーションが大切で、それが活性化につながり、その先にゴールがある。今後も絆を深め、それぞれの目標に向けてがんばりたい」と力強く語った。