宮城工組、60周年事業に着手
宮城県印刷工業組合(藤井治夫理事長)は5月12日、宮城県印刷会館で平成27年度通常総会を開催し、震災復興支援や印刷業界を活性化する事業計画を承認した。
新年度は東日本大震災からの復興支援、新規組合員加入の促進、『印刷道』をベースとした啓発・人材育成事業の推進、労働安全衛生の取組み、官公需対策の提言、要望活動の継続、SOPTECとうほく、デザイングランプリTOHOKUの開催といった基本方針を掲げる。また、財政面では全印健保東北支部解散に伴い、会館貸出収益が減少することから、コスト管理の強化と事業費を見直し、収益事業の拡充を図る。東北支部が利用していた事務室は全面改装し、貸出用会議室として当面稼働する。
藤井治夫理事長は「来年、宮城工組は60周年を迎える。総会に合わせ来年5月12日、江陽グランドホテルで式典を行う。地に足のついた活動で結束して事業を進めていきたい」と挨拶した。