大阪書籍印刷 駒大学生が企画した辞書ノート「Jishoru」を3月1日より先行発売、 好きなものや言葉、心が動いた出来事を五十音順で記録
大阪書籍印刷株式会社は、駒澤大学の学生が企画した辞書式ノート「Jishoru(じしょる)」を商品化し、新しいものや体験を応援購入するECサイト「MAKUAKE」で3月1日から先行発売する。
「Jishoru」は、好きなものや言葉、心が動いた出来事を五十音順で記録するノート。自分だけの辞書作りという新たな筆記体験で、好きなモノやコトを記して集めるワクワク感と、時折その言葉を探して思い起こす楽しさを提供する。
鞄に収まりやすいB6変形のコンパクトサイズで、柔軟性や耐久性、開きやすさなど取り回しが良いホローバック製本を採用している。本文用紙には、なめらかな書き心地と劣化を抑制する耐久性を備えた用紙を使用し、書籍製造を生業とする同社が、素材や製本までこだわり抜いた一冊となっている。
同製品は、実際の商品化を目指す大学ゼミ対抗インターカレッジ「Sカレ(Student Innovation College)2022」で駒沢大学の学生とのコラボレーションで考案された。
コラボレーションでは、大阪書籍印刷が紙の将来の可能性を拡げるために出したテーマ「未来が描けるノートづくり」に対し、駒澤大学の学生が「多くの人に書くことを長く楽しく続けてもらう」という観点で、『自分だけの辞書が作れる』という新たな筆記体験を発案。「その人の生活をほんの少し幸せにできたら」との学生の想いを実現できる商品に仕上げるため、学生と17回のミーティングを重ね、プロトタイプから3回の試作でブラッシュアップを経て商品化した。