大阪書籍印刷 駒澤大学の学生たちと開発した辞書ノート「Jishoru」。心が動いた出来事を五十音順で記録、子育てや推し活の記録にも
大阪書籍印刷が提供している辞書ノート「Jishoru」は、書くことと、後から見返すことで長く楽しむことができるタイムカプセルのようなノート。好きなものや言葉、心が動いた出来事を五十音順で記録することで、自分だけの辞書ができる。
同製品は大阪書籍印刷株式会社と駒澤大学の学生たちが合同開発して誕生した。学生たちは大阪書籍印刷が提案した、「紙メディアの将来の可能性を広げるためのノート作り」という課題に対し、「多くの人に書くことを長く楽しく続けてもらう」という観点で、“自分だけの辞書が作れる”新たな筆記体験を生み出した。
現代はスマートフォンなどのデジタルデバイスの浸透などで、日記や手紙、メモといった紙媒体に記す行為は減少している。しかし、肉筆の言葉や文章を記した紙は、後に見返した際に、当時の気持ちや情景を色鮮やかに呼び起こす。それにより、自分だけの辞書作りという新たな筆記体験を提案し、好きなモノやコトを記して集めるワクワク感と、時折その言葉を探して思い起こす楽しさを提供する。
鞄に収まりやすいB6変形のコンパクトなサイズで、柔軟性や耐久性、開きやすさなど取り回しが良いホローバック製本を採用した。本文用紙には、なめらかな書き心地と劣化を抑制する耐久性を備えた用紙を使用している。カラーバリエーションは6色を用意。
「Jishoru」は、日記、記録、推し活やその他好きな言葉、大切にしている言葉のメモ書きとして制作された。しかし、ユーザーによると「子育て」、「推し活」、「勉強」、「仕事」の4つの用途で活用することが多いという。
「子育て」では子供たちにも書いてもらい、思い出とともに作り上げているといった用途で親しまれている。「勉強(仕事)」では時間が経ってから読み返すことで多くの気付きが得られ、ユーザーの成長に繋がることを期待される。そのほかにも、自身の好きなものや形の無い思い出を記録し、家族に遺す「終活ノート」としても活用されており、記録者だけでなく世代をまたいだ宝物となる。
【会社情報】
大阪書籍印刷株式会社
大阪市西淀川区百島1-3-78
Tel.06-6476-3324
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