大阪成蹊大学 大阪府島本町と課題解決型学修で記念グッズの開発・デザインを実施
大阪市東淀川区の大阪成蹊大学 芸術学部造形芸術学科の学生40名がデザインした記念グッズ、ポスターなどの作品が、大阪府三島郡島本町で多数実採用され、産官学連携の取り組みとなっている。これは、同町から提示された「島本町のにぎわいづくり」の課題を、デザインの力で解決すべく、2020年前期のプロジェクト演習1・3の授業で取り組んだもの。
島本町は、大阪府の北東部に位置し、大阪府高槻市や京都府大山崎町などに隣接している地域。令和2年度には、町制施行80周年を迎え、住民やさまざまな機関と連携して各種記念事業の展開を予定している。その事業で使用される記念グッズの開発とデザインの提案を、同学部で実施した。
学生は、課題の理解、調査・分析、発想、精査・集約、制作、提案に取り組み、講評・審査を経て、3つのポスターデザイン、業務用封筒・エコバッグ、ボトルデザイン、クリアファイルのデザインが実採用されることになった。
その他にも、町立図書館で使用するグッズ(ブックカバー、読書手帳、しおり)も採用されている。
【採用されたデザインについて】
◎3つのポスターデザインの採用。島本町内をはじめ鉄道駅などの公共の場で掲示される。(今秋予定)
◎業務用封筒・エコバッグが実採用。
◎地元・島本町の水「いおり」のボトルデザインが採用され、製品化される。(年内予定)
◎クリアファイルが実採用