大阪シーリング ラベルフォーラムジャパン2024で環境配慮型・社会課題解決型製品を披露、サステナブル、機能性、最新印刷技術の3つのブースで出展
大阪シーリング印刷株式会社は、10月23日~25日の3日間、東京ビッグサイトで開催される「ラベルフォーラムジャパン2024(主催:ラベル新聞社)」に出展する。(ブースナンバー:A-12)
同社はラベルフォーラムジャパン2024のテーマである「持続可能なラベルの未来を拓く」に則り、環境配慮型製品や社会の課題解決型製品をはじめ、これまで展示会で未出展だった製品を紹介する。
同社ブースでは、事業継続しながらも環境に配慮した「リサイクルやサステナブル技術開発」、印字ラベルの課題を改善した「機能性情報記録メディア」、さまざまな技術を駆使した「OSP New Print technology」と、3つのテーマに分けて展示する。
■リサイクルやサステナブル技術開発
〇剥離紙リサイクル
剥離紙リサイクルによるサーキュラーエコノミーを実現するための技術開発。リサイクルが容易な剥離紙の開発、易離解性粘着剤の活用により、再生紙へのリサイクルが容易なラベルの開発を進めている。
〇リグニン顕色剤使用サーマルラベル
木材からパルプを製造する過程で排出されるクラフトリグニンを使用し、100%木質由来のバイオマス顕色剤を用いたサーマルラベルの開発を進めている。
■機能性情報記録メディア
〇UVレーザーマーカー用メディアを活用したラベル
発色層がフィルム層(表層)より下層にあるため、きれいに発色して、照射しても粉じんが発生しにくく衛生的でインキや印刷版も不要。また、表面に凹凸のある半透明のマットフィルムやレーヨン紙を最表層に用いることもできる。
〇ボイルできるサーマルラベル「yudemo(R)」
約100℃の熱湯でボイルしても黒く発色しないサーマルラベル。ボイル用途などでの使用は禁忌とされているサーマル紙の常識を打ち破り開発された。印字部もボイル前と変わらない濃度で読み取ることができる。
〇高耐光性サーマルラベル
サーマル紙は、一定期間光が当たり続けると印字部の消色や、非印字部が黄変する場合があるが、耐光性(光劣化)にすぐれたサーマル紙を開発した
■OSP New Print technology
〇EBオフセット印刷
〇EBトップコー ト
光重合開始剤を使用せず、減層化や単層化に貢献可能なEB硬化を利用した印刷技術。