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大阪シーリング セイコーエプソン、エプソン販売と「SurePress」次世代機のベータテスト連携に関する協定書締結、各工場において同製品の安定稼働目指す

大阪シーリング印刷株式会社は、5月30日、ドイツ・デュッセルドルフで開催された世界最大級の印刷機材の展示会「Drupa2024」の会場内で、セイコーエプソン株式会社とエプソン販売株式会社と「SurePress」次世代機のベータテスト連携に関する協定書への調印式を執り行った。

「SurePress」は多品種・小ロット印刷において、生産効率の向上と短納期を実現させ、コストを 抑えながら高画質印刷が可能なデジタルラベル印刷機。

今回協定の締結目的は、テスト運用と印刷パフォーマンス評価、それらに基づく設計改善などを行い、次世代機として製品化を加速させること。大阪シーリング印刷では、各工場において「SurePress」を安定稼働させ、引き続き印刷の自動化を推進していく。

調印式は2024年5月30日、ドイツ・デュッセルドルフで開催されている世界最大級の印刷機材の展示会「Drupa2024」の会場内で執り行われた。

協定3社の参加者は、大阪シーリング印刷株式会社:代表取締役社長 松口 正氏、常務取締役 武藤 仁紀氏、セイコーエプソン株式会社:執行役員 山中剛氏、エプソン販売株式会社:取締役 盛田哲正氏の4氏。

■大阪シーリング印刷・代表取締役社長 松口正 コメント

従来モデルの「SurePress」は印刷速度やメンテナンスの課題はあるが、夜間の無人化やカラーマッチングシステムによりお客さまが実現したい色の再現はできている。しかし、当社だけではなくお客さまも人材不足が課題となっており、ストレスなくより早く仕事を仕上げられることが求められている。当社は「OSP版インダストリー4.0」に挑戦し部分最適化は既に完了しているが、さらに「インダストリー5.0」を目指す

必要があるため、主力設備として新型機に期待したい。

■セイコーエプソン株式会社 執行役員 山中剛氏 コメント

ベータテストに際して、「SurePress」の強みである高生産性・高画質・製品安定性が担保できることを立証することが必要不可欠。今回、業界のリーディングカンパニーであるOSPさまと協定が結べたことは、当社のありたい姿の実現に向けた大きな一歩であり、セイコーエプソングループ一丸となり取り組む所存である。

■エプソン販売株式会社・取締役 盛田哲正氏 コメント

お客さまでの人材不足が顕在化する中で、「 SurePress」は幅広い年齢層の方が働くことのできる環境や、昼夜を問わず稼働できるオペレーションを実現してきたが、生産性が課題として残っていた 。

人材不足という課題の解決の対象を拡大させるため、要望が多い高速化を実現した次世代を ラインアップに加えていきたい。

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