大王製紙 ペットとの向き合い方・共生に関する意識調査を実施、約9割のオーナーがペットの心を知りたいと考える「傾聴飼育」の時代へ
大王製紙株式会社のペット用品ブランド「エリエールPet キミおもい」はこのほど、全国の犬・猫のオーナー600名を対象に、「ペットとの向き合い方・共生に関する意識調査」を実施した。
同社は調査結果を踏まえ、“ペットの行動について知識を深め、ペットの発信するサインや行動をしっかりと読み取ってあげること”がペットとオーナーの共生社会の充実につながると考察。この考え方を「傾聴飼育」と名付けた。
調査によると、①ペットとの共生社会における環境・制度の現状に対して、「進んでいるとは言えない」と約6割以上のオーナーが回答した。
②ペットと暮らす際は4人に1人が「ペットが生活に満足しているか不安」と回答した。
③約9割はペットの気持ちを「今より知りたい、分かってあげたい」と思っている一方で、ペットの気持ちや想いを知るために行動や習性などを「理解できているとは言い切れない」オーナーが4割以上と回答した。
調査結果について、獣医動物行動学の専門家でもある獣医師の藤井仁美氏は、「飼い主がペットの気持ちや想いを理解するための第一歩は、ペットの行動について知識を深めること、そして日々の生活の中で、ペットの発信するサインや行動をしっかりと読み取ってあげることが大切」とコメントした。
同社は今後、「傾聴飼育」の考え方と実践方法を社会に広める活動を行うことで、ペットとオーナーの“より幸せな暮らし”の実現を目指していく。