大洋堂 バナナペーパー印刷の専門サイトで注文受付を開始
京都の太洋堂は、日本初フェアトレード認証の紙「バナナペーパー」による印刷物の取扱を、専門サイトからも開始した。主な印刷メニューは、名刺、ポストカード、封筒など。
バナナペーパー印刷で使用する「バナナペーパー」は、今まで破棄されていたオーガニックバナナの茎から取ったバナナ繊維を原料として利用し、日本の和紙技術を用いて作られた用紙。アフリカ、ザンビアのオーガニックバナナの茎から採った繊維を使用したフェアトレードの紙でもある。
人や社会、環境などに優しい「バナナペーパー」を利用することで、世界中の企業が推進する持続可能な開発目標のSDGsに賛同し、参加している表明にもなる。小ロット、少部数が得意なオンデマンド印刷となるため、名刺、ポストカード、封筒は「1注文100枚から」を実現。これにより、本格的なご発注前に、試験的にもバナナペーパーを利用しやすくなった。
なお同社では、SDGs推進企業を応援するため、バナナペーパー印刷サービスに加え、現在、冊子やリーフレット、パンフレット向けに、廃棄米を活用した紙素材「kome-kami(コメカミ)」の印刷サービスの開発に取り組んでいる。
バナナペーパー印刷の専用サイト https://banana-paper.jp/