大日本印刷 電源不要の「キャスタービーコン」を活用したIoTサービスを開始
大日本印刷とスター精密は2017年4月、商業施設や駅・空港などでの人やモノの現在位置や動きを可視化するIoT(Internet of Things:モノのインターネット)サービスを開始する。荷物カートなどの車輪(キャスター)に内蔵され、車輪の回転による発電で稼働する「キャスタービーコン」を活用して情報を収集する。
新サービスは、カート等に搭載したBluetooth対応のキャスタービーコン(スター精密が開発)が電波を発信し、施設内の受信機を介してクラウドサーバーがカート等の位置情報を集約し、その現在位置や動線を可視化する。大日本印刷開発の位置情報に特化したIoTプラットフォームを使用する。大規模施設でのサービス有効性に関する実証実験に、成田国際空港が協力した。