大日本印刷 金属製品でも安定した読み取りができるICタグを開発

大日本印刷とフェニックスソリューションは共同で、金属製品に取り付けても安定して読み取りできるICタグを開発した。新製品は、防水性があり、紫外線に強い材質のパッケージで保護されているため、屋外での利用にも適している。販売受付開始は2016年2月1日を予定。

物流や建設資材、レンタル品の管理などでICタグの導入が進んでおり、管理対象品には、搬送器具やガスボンベ、鋼板、オフィス什器など、金属製品が多数ある。しかし、ICタグの読み取り性能は金属の影響を受けやすく、“金属対応ICタグ”をうたっている製品であっても、金属製品に直接取り付けると読み取れないことや読み取り性能が著しく悪くなるなどの課題があった。

こうした課題に対して大日本印刷とフェニックスソリューションは、これまで非接触通信の障害であった金属をアンテナの一部として活用する画期的な新技術を利用して、金属製品に直接取り付けても安定して読み取りできるICタグを開発した。

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