大日本印刷 コネクテッドTV約500万台のテレビ視聴データを活用した広告配信サービス
大日本印刷(DNP)は、独自の広告配信プラットフォーム「DNP BookAD」のサービスを拡張し、SMNとの連携により、コネクテッドテレビ約500万台の視聴データを活用した「Connected TV Data Bridge」(TVBridge)の広告配信(DSP)サービス「TVBridge Ads(ティービーブリッジ アズ)」の販売を開始する。
新サービスでは国内大手テレビメーカー4社が保有する約500万台分に及ぶテレビ視聴データの活用が可能。これをもとにターゲットとする生活者の興味対象に応じた広告を効果的に配信するサービスを実施する。テレビ視聴データは、国内大手テレビメーカー複数社が生活者から広告用途への利用を許諾され取得されている。「VALIS-Cockpit」を用いて「TVBridge Ads」の配信後のユーザーの購買心理の変化や、集積された関連キーワードなど、Webサイト上の行動の変化を可視化して、効果を計測する。
今回、DNPグループが運営する紙とデジタルのハイブリッド型総合書店「honto」の購買履歴データ等を基に生活者の興味に合わせた情報と広告を配信するプラットフォーム「DNP BookAD」の機能を拡張。またDNPは、出版社が運営する雑誌のWebサイトの広告枠を企業等に提供する「DNP BookAD for Publishers」のサービスを行っている。これらのサービスを組み合わせ、企業等が望む媒体に広告を配信できるよう、出版系の媒体企業と広告主が特定の取引を行えるDNP独自の「DNPマーケットプレイス」を運営しており、「TVBridge Ads」も「DNPマーケットプレイス」と連動することで、より効果的に企業のブランド価値の向上につなげることができる。