大日本印刷と郵船ロジスティクスが国際輸送サービスで協業

dnp3大日本印刷と郵船ロジスティクスは、温度管理が必要な貨物の定温での国際輸送を可能とするDNP多機能断熱ボックスに関する共同研究を重ね、あらゆる輸送形態に活用できるサービスを構築した。

温度管理が必要な貨物を国際一貫輸送する際には、それぞれの輸送日数に応じた保冷梱包や冷蔵・冷凍専用のトラック・コンテナの手配が必要になる。この場合、到着地で梱包資材の開梱作業および資材の廃棄処理が必要になることや、冷蔵・冷凍専用のトラック・コンテナの利用により、輸送費用が高額になることなどが課題となっていた。DNPは、真空断熱パネルの特性に着目し、定温輸送に適したDNP多機能断熱ボックスの開発を進めてきた。2015年からは、国際物流に強みを持つ郵船ロジスティクスと共同で、顧客の要望を反映した製品の開発に取り組んでいる。

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