大日本印刷 社員のD&Iを推進する社内イベント第3回「ダイバーシティウィーク」を開催・多様な人々に最適な価値を

大日本印刷株式会社(DNP)は、 2月14日~28日に、「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I:多様性と包摂)」の推進をグループ社員に働きかける社内イベント、第3回「ダイバーシティウィーク」を開催した。

DNPでは、2020年7月に代表取締役社長・北島義斉氏が「DNPダイバーシティ宣言」を発して、2021年には「ダイバーシティウィーク」を初開催するなど、D&I推進の取り組みを強化してきた。今年は、「違いを掛け合わせる2週間 新たな一歩、確信の一歩」というメッセージを掲げ、「SOUZOU(創造と想像)」をテーマにさまざまな企画が実施された。

今回のイベントは、リアル会場とオンライン配信のハイブリッド企画や、インターネット上の仮想空間“メタバース”での企画などを展開された。多様な社員がより参加しやすくなるようにする狙いがある。そのほか、5分からでも参加できるプログラムをはじめ、主な講演は手話通訳付きで実施するなど、22種類の多彩なプログラムを計画された。また従来よりも多くの社員の参加を促すため、社内SNSなどのDXツールを活用したインナープロモーションが実施された。

実施された主な企画

◆D&I推進委員長コミットメント「私はより良い組織を創造する」
各事業部門のトップがD&I推進委員長となり、各トップがD&Iの推進と、自らの思いと行動を発信し、社員の行動を後押した。

◆アニメーションで伝える「インクル上司®」
各組織で「包摂」の活動を実践する管理職を「インクル上司®」と名づけ、その内容をアニメーションで紹介した。

◆社員食堂での「ダイバーシティランチ」
「SOUZOU(創造)」をテーマに、調味料で自身好みの味に変えられる料理と、「SOUZOU(想像)」をテーマに、脳の働きを活性化させる効果が期待できる“ブレインフード”を使用した料理が提供された。

◆異彩を、放て ヘラルボニーに学ぶ in メタバース文化祭
世の中の“障害”の概念を変えるという想いを持ち、福祉施設に在籍する知的障害のある作家とライセンス契約を結び、福祉を起点に新しい文化創造を目指す「ヘラルボニー株式会社」がさまざまな事業開発について講演した。セミナーは参加者が「SOUZOU(想像)」を働かせるため、リアル空間とは異なるメタバース上で開催された。

◆介護セミナー
2022年2月に実施した社員対象のアンケートにおいて、「今介護に困っている」「介護に関して将来不安がある」という回答が多かったことに対応し、「仕事と介護をどのように両立していくか」「そのためにどのような準備や知識が必要か」ということなどを社員に伝わるセミナーを実施された。

DNPは、「今後も継続して「D&I」の推進に注力し、多様な強みをさらに掛け合わせ、社会と人々が求める価値の創出に努めていきます。」と未来の展望を表明した。

インクル上司®のアニメーション
社員食堂でのダイバーシティランチ
「メタバース文化祭」の画面イメージ

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