大日本印刷 社員の健康づくりの取り組みが評価され、初めて「健康経営銘柄」に選定、「健康経営優良法人(ホワイト500)」にも4年連続で認定
大日本印刷株式会社は今回、経済産業省と株式会社東京証券取引所が共同で選定する「健康経営銘柄」に初めて選定された。また、経済産業省と日本健康会議が共同で認定する「健康経営優良法人 ホワイト500」に、4年連続で認定されました。今回の選定は健康経営の実現に向けた方針や体制のほか、チーム力強化の取り組み等を表彰する制度、心理的安全性等を高める対話の場、健康に関する教育などの具体的な施策が高く評価されたことによるもの。
DNPでは、持続可能なより良い未来、より心豊かな暮らしの実現に向けて、新しい価値の創出に努めており、その重要な基盤である社員に対する「人への投資」を加速している。2022年には、“社員を大切にし、大切にした社員によって企業が成長し、その社員が社会をより豊かにしていく”という、社員に対するDNPの普遍的・基本的な考え方を「人的資本ポリシー」として策定し、これに基づいてさまざまな取り組みを加速させている。
また「人的資本ポリシー」のもと、社員一人ひとりの健康づくりを経営の重要課題の一つと捉えている。2021年には、「心身の健康の保持・増進」に加え、「こころの資本(前向きな心)の醸成」や「心理的安全性(信頼関係)の構築」まで幅広く捉えて定義した「DNPグループ健康宣言」を策定し、さまざまな施策を戦略的に推進している。
DNPグループの健康経営の具体的な取り組みとしては、「ヘルスウエルビーイング表彰」の実施が挙げられる。活力ある職場風土づくりや組織・チーム力の強化に向けた、社員の優れた取り組みを顕彰する制度を開発・運用しており、2023年度に初めて実施した。
また、製造職場での「月1時間の対話・教育(ツキイチキョーイク)活動」や、上司と部下等による「1on1ミーティング」も実施している。「こころの資本」「心理的安全性」を高めるため、月一度を目途として、組織ごとに「対話と教育の場」を継続的に運用している。
健康に関する教育にも取り組み、健康保険組合と連携して、オンラインやeラーニング等も用いた健康に関する研修・セミナー等を実施している。女性特有の健康関連の課題への対応、食事・運動・喫煙等の生活習慣の改善や疾病の予防、メンタルヘルスケアなど、幅広いテーマの研修メニューを展開している。
DNPでは引き続き、「人的資本ポリシー」および「DNPグループ健康宣言」の具現化を目指し、「健康経営」を実践していく。すべての社員が心身ともに健康な状態で働き、チームや個人が力をさらに発揮できる職場づくりを推進することで、社員の幸福度も高める。これにより、新たな価値創出の基盤強化につなげ、企業価値の向上を実現していく。