大日本印刷 東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYAで「アニメ地獄楽の世界」を開催、「みどころキューブ®」を使用した鑑賞体験と「伝匠美®」の技術を活かした展示作品を提供
大日本印刷株式会社(DNP)は、2月2日(金)から3月10日(日)まで、東京・渋谷で運営している「東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA」で、企画展「アニメ地獄楽の世界」を開催する。
『地獄楽』は原作が「少年ジャンプ+」で連載され、2023年にTVアニメ第1期が放送された賀来ゆうじ氏による大人気作品。
本企画展では、DNPコンテンツインタラクティブシステム「みどころキューブ」を通して、アニメ制作陣の貴重なコメントや解説などを日本語と英語の二つの言語で楽しめる新しい鑑賞体験を提供する。また、水墨絵師・じんかい氏が描き下ろしたキービジュアルをDNPデジタル高精細複製「伝匠美」を活用し制作した特別展示物を紹介する。
「みどころキューブ」は、キューブ(立方体)状のインターフェースを用い、文化財やアート作品について、テーマや関係性等の多様な視点で紹介する鑑賞システム。直感的な操作で、さまざまな情報を表示し、作品等に対する鑑賞者の興味・関心を喚起し、理解の促進につなげることができる。
今回、企画展来場者が自分のスマートフォンで、企画展会場内にあるQRコードを読み取って「みどころキューブ」にアクセスすることで、アニメ『地獄楽』の声優キャストによる音声コメントを聴けるほか、アニメプロデューサーによる特別コメントや作中の用語解説等といったコンテンツを日本語・英語の二つの言語で楽しむことができる。「みどころキューブ」の3D空間内に多様なコンテンツを配置することで、それぞれの関連性を俯瞰して鑑賞できるほか、詳細情報や音声解説によって多彩な鑑賞体験を楽しむことができる。
「伝匠美」は文化財やアート作品の保存と公開の両立を目的に、デジタルアーカイブ・画像処理・印刷等のDNPのノウハウを結集して開発した複製。障壁画・屏風・掛軸など、広汎な文化財の再現などに展開している。DNPは、特許取得済の技術を活かして、金箔地に描かれた「金地作品」を原本に忠実に精緻に再現することもできる。この技術は、高い耐光性を持った顔料インキを用いて、金箔上に直接高精細な印刷を行うことで、耐久性を確保しながら金箔上の絵画部分を忠実に再現するもの。
今回の企画展では、水墨絵師・じんかい氏による描き下ろしキービジュアルの制作に、金箔上に直接印刷するDNPの特許技術を活用する。会場では水墨画の細かな筆のタッチを再現した、高さ1mに及ぶ印象強い展示品を鑑賞することができる
<企画展「アニメ地獄楽の世界」概要>
開催日程:2024年2月2日(金)~3月10日(日)
土日祝 10:00~20:00(展示最終入場19:30)
平日 11:00~20:00(展示最終入場19:30)
会場:東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA (東京都渋谷区神南1丁目21-3 渋谷MODI 2F)
入場料:前売券1,800円(税込)、当日券2,000円(税込)
WebサイトURL
X(旧Twitter)公式アカウント