大日本印刷 「上野の森 親子ブックフェスタ」に協賛、オンデマンド印刷による復刊など良質なコンテンツの継承を支援
大日本印刷株式会社(DNP)は、5月3日~5日に、上野恩賜公園で開催される「上野の森 親子ブックフェスタ」に協賛する。
DNPは今回、入手困難な絵本や児童書をデジタルデータ化し、小部数から印刷できるオンデマンド印刷(POD)で製造・販売するなど、絵本との出会いの機会や、絵本を通じた新しい体験を提供する。
同イベントは、良質なコンテンツの継承を支援するとともに、出版文化のさらなる発展とSDGsの理解・浸透に貢献することを目指して開催される。読書を通して、本に対する興味やSDGsへの理解を深め、家族や友人とのコミュニケーションを促すもので、児童図書の販売、作家と読者の交流イベント、新しい読書体験プログラムなどが実施される。
DNPの出展内容は、①デジタルデータ化による絵本・児童書の復刊企画では、入手困難な絵本や児童書をデジタルデータ化して、PODで製造・販売する実証実験を行う。
PODの見本をイベント会場で展示し、「ハイブリッド型総合書店honto」本の通販ストア内に『復刻書店 いにしえ』(https://honto.jp/cp/netstore/2022/chi-pod)を開店、hontoオンデマンドブックとして購入できるようにする。コンテンツの提供では、ポプラ社、理論社、偕成社、福音館書店が協力。
②動くペーパークラフトでは、ペーパークラフトとアイデアを具現化するツール”プロトタイピングツール”を組み合わせ、「新しい学びの体験会」を開催する。絵本のキャラクターをイメージしたペーパークラフトを制作し、それを簡単なプログラミングで動かす企画で、遊びのなかの“ワクワク”を“学び”につなげる。
③「魔法の虫めがね」を使った読書体験では、情報デバイス「魔法の虫めがね」用いた子ども向けの知育サービス「おとるーぺ」を使い、図鑑を楽しむ読書体験会を実施する。
「上野の森 親子ブックフェスタ」 https://www.jpic.or.jp/ueno/