埼玉工組 埼玉らしい施策にトライ&エラー、新春勉強会でSDGs学ぶ
埼玉県印刷工業組合(惠勇人理事長)は1月27日、埼玉県さいたま市のステラ・デル・アンジェロで新春の集いを開催し、来賓、組合員、関連企業から75名が出席した。
冒頭、惠理事長は「当工組が取り組んでいる障がい者アート支援事業では、組合が中核となって紙と印刷の文化、そしてアートの力を活用した地域の課題解決を目指している。この事業が埼玉県中小企業団体中央会から『チャレンジ組合』として表彰を受けた。我々の活動も印刷業界外で認知してもらえるようになってきている。また、同事業で製作したアートカレンダーは日本印刷産業連合会が主催する第74回全国カレンダー展で入選を果たしている。さらに年末には新入会員も加わるなど、明るい話題が続いている。取り組みのすべてがうまくいくわけではないが、トライ&エラーで挑戦していくことが重要だと実感した。今後も全日本印刷工業組合連合会で展開されている事業や情報を活かしつつ、埼玉らしい規模で地域に合った施策を講じていきたい」と新年の挨拶を述べた。
引き続き、大野元裕埼玉県知事をはじめ、多数の国会議員、埼玉県議会議員が来賓祝辞を述べた。引き続き、関連企業を代表して溝口洋紙㈱の溝口雄次代表取締役社長が挨拶し、埼玉工組の岩渕均顧問理事の乾杯の発声で歓談に入った。
また、新春の集いの前には、リコージャパン㈱埼玉支社事業戦略部プロモーショングループの小林ひろみ氏を講師に招き新春勉強会『事例に学ぶ企業にとってのSDGs』が実施された。小林氏は、SDGsの最新動向や企業が取り組むべきSDGs、SDGsとESGの関係性、リコーグループが取り組むSDGsなどについて解説した。