埼印工 「障がい者アートで心と生活に彩を」 9月20日(金)より、名入れ『アールブリュットカレンダー2025』受注開始

埼玉県印刷工業組合は、9月20日より、『社会福祉法人みぬま福祉会「工房集 KOBO-SYU」』とのコラボプロジェクトで生まれたアールブリュットカレンダーの受注を開始した。

同製品は埼玉県内11箇所のアトリエに所属する150名のアーティストが制作したもの。売上は直接アーティストに支払われる。さらに、今回は新たな取組みとして、ブックカバーや封筒で再利用ができるように裏面にも印刷を施した。

埼玉県印刷工業組合は、2021年から障がいのあるアーティスト達が所属する社会福祉法人みぬま福祉会「工房集 KOBO-SYU」と当組合とのコラボプロジェクトを実施している。

同プロジェクトの最大のポイントは、福祉施設である「工房集 KOBO-SYU」に所属するアーティストの方が描いた作品を、企業用の名入れを行いアールブリュットカレンダーとして販売する事によって、その売り上げが作品の作家本人であるアーティストへ直接に支払われる仕組みとなっていること。

また今回は、裏面に型紙の印刷を加え再利用する仕組みをプラスした。カレンダーを見終わった後も、切り取って捨てるのではなく、折り紙のように折って封筒やブックカバーとして活用でき、その封筒がまた新たな人々のもとに届いて、アールブリュット作品達が全国に広がって、つながり、続いていく事を願い製作した。

カレンダーは、11月上旬を目処に納品予定。企業だけでなく、一般の希望者にも販売を行う。

作品紹介1
工房集 KOBO-SYU作業風景
カレンダー申込フォーム
事業概要図
表紙と裏面

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