図書印刷 「spreak」採用の『なんでもたしざん』が 造本装幀コンクールで入賞

図書印刷が開発した紙面が広がる製本様式の「spreak」を採用した絵本『なんでもたしざん』(オークラ出版)が、第52回造本装幀コンクールで日本書籍出版協会理事長賞(児童書・絵本部門)を受賞した。

『なんでもたしざん』は、物とモノを足し算する新発想の絵本。ヒマワリ+猫の足し算であれば、答えのライオンが下に広がる大きな画面で描かれている。自由に想像する楽しさや、好奇心をかき立てられるような、子どもの想像力をのばす絵本になっている。

「spreak」シリーズは、『紙面が広がる・夢が拡がる』をコンセプトとして図書印刷が開発した造本商材。2016年春に上下に広がる仕様として「spreak type1」をリリースし、2017年夏に左右に広がる仕様の「spreak type2」を販売開始した。

同シリーズは、新開発の機能を搭載した最新鋭の合紙絵本生産機で製造している。同一工場内で、合紙絵本を耐久性を高めるハードカバー仕様に製造できるのは沼津工場のみとなる。

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