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吉岡新氏藍綬褒章を祝う会 全国から200人がお祝い

祝賀会で謝辞を述べる吉岡氏
祝賀会で謝辞を述べる吉岡氏

平成28年春の国家褒章で藍綬褒章を受章した日本グラフィックサービス工業会前会長・吉岡新氏に対する、「吉岡新氏の藍綬褒章を祝う会」が7月15日、東京都千代田区飯田橋のホテルエドモントで開催された。全国から200人がお祝いに駆けつけ、東京グラフィックサービス工業会、日本グラフィックサービス工業会会長として業界の発展に貢献した吉岡氏の功績を讃えた。

祝賀会は、日本グラフィックサービス工業会の中村耀会長、共立速記印刷の笹井靖夫社長が発起人となって開催。東京グラフィックスの森元勝夫氏、井上冨美子の司会で進行し、発起人を代表して共立速記印刷笹井靖夫社長が、「ジャグラ、東京グラフィックス、共立速記印刷社員が準備にあたり、開催できることを感謝したい」と開会の挨拶を述べた。

功績を讃えるジャグラ・中村会長
功績を讃えるジャグラ・中村会長

発起人を代表して登壇した日本グラフィックサービス工業会の中村耀会長は、吉岡氏の業績を振り返りつつ、「業界歴の中で吉岡さんは、軽印刷業界を技術集団として躍進させた『くみはん30』の開発に携わり、ジャグラの将来を展望する『ジャグラビジョン2010」』の策定、『ジャグラBB』の配信に深く関わってきた。ジャグラ会長就任の翌年に起きた“3.11東日本大震災”の時には、吉岡さんが陣頭指揮をとって会員企業の安否確認、被災者支援を迅速に推し進め、リーダーシップを示された。この行動力は今年の4月に発生した熊本地震においても素早い対応を行った。全国の印刷業界が直面する厳しい経済環境で、ジャグラの将来を見据えた財政の立直してジャグラの礎を築かれたことに、深く感謝申し上げる。そして志高いジャグラ会員を“ジャグリスト”という言葉を持ってさらに結束させたことも忘れてはならない」と功績を讃えた。

お孫さんからの花束贈呈で笑みがこぼれる
お孫さんからの花束贈呈で笑みがこぼれる

来賓として文京区・成澤廣修区長、ジャグラ顧問・添田隆男氏が祝辞を述べた後、お孫さん4人から花束が贈呈された。吉岡氏は謝辞で、「皆様に厚く感謝したい。5月17日に伝達式と皇居で天皇陛下に拝謁しお言葉を頂いた。これもジャグラで活躍の場を与えて頂いた皆様のお蔭であり、今後も1会員としてお役に立っていきたい」と述べた。

東京グラフィックス・菅野章会長による乾杯の発声で祝宴となり、出席者からお祝いの言葉が多く寄せられた。最後に、ジャグラ・沖敬三専務理事が祝い締めを行った。

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