印刷産業夢メッセ2016開催 広島から情報発信

あいさつする中本俊之実行委員長
あいさつする中本俊之実行委員長

基調講演とセミナーを中心とした印刷産業夢メッセ2016(広島県印刷工業組合、中国印刷機材協議会)が10月14日、広島市のKKRホテル広島で開幕した。15日まで開催されている。

初日の9時30分からのオープニングで(広島工組理事長)は、「今年6月に世界最大の印刷機材展drupa2016が開催された。Print4.0というメガトレンドが示され、印刷工程の自動化が夢ではなくなってきた。今年の夢メッセでは23のソリューションセミナーを用意した。drupa2016の技術革新も語られると思う」と述べ、「5月に米国のオバマ大統領が広島を訪問し、平和について改めて考えさせられた。広島カープの優勝もあり、今年は広島の年といえる。夢メッセも広島から情報を発信し、皆で学ぶ機会としたい」と挨拶した。

講演する全印工連の臼田真人会長
講演する全印工連の臼田真人会長

オープニングのテープカット後の基調講演では、全印工連の臼田真人会長が「全印工連2025計画解説~印刷産業発展に必要な新たな成長エンジンとは~」を演題に、印刷業の経営実態と課題を挙げながら、10年後の印刷産業の姿を描き出す全印工連のビジョンを説明した。

夢メッセ
23のソリューションセミナーが用意された「印刷産業夢メッセ2016」

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