Home 業界

印刷工業会 コンテンツの海外展開学ぶ

挨拶する稲木会長
挨拶する稲木会長
講演する経産省の平井課長
講演する経産省の平井課長

 印刷工業会は12月16日、東京都港区の明治記念館で、年末会員懇談会を開催し、経済産業省商務情報政策局文化情報関連産業課の平井淳夫課長を招き、「コンテンツの海外展開と印刷産業への期待」を演題に、グローバルなコンテンツビジネスの可能性について学んだ。
 174名が参加した会員懇談会で平井課長は、メディア産業の市場規模を解説しながら、ローカライズ・プロモーション支援、コ・フェスタ、クールジャパン機構、政府間対話、海賊版対策など、海外におけるコンテンツビジネス展開の支援施策を説明した。印刷産業に対しては、情報加工業としての強みを活かした活躍に期待した。最後に今後の動きと来期の支援施策の予定などを紹介した。
 引き続き行われた懇親会の冒頭、印刷工業会の稲木歳明会長は「“印刷を魅力ある業界に”のスローガンのもと、12の部会で活動してきた。特に女性活躍は3つの分科会が発足した。次世代へと業界を繋ぐために作業環境の改善は不可欠。業界をあげて促進していきたい」と挨拶した。また、来期から女性活躍以外の11部会でも女性委員を2人以上参加させることを発表した。

174名が参加した会員懇談会
174名が参加した会員懇談会

関連記事

最新記事