千修 イラストレーションコンテスト表彰式で最優秀賞に嶋﨑智美氏
千修は、11月5日、東京都千代田区の本社ギャラリーで「第18回千修イラストレーションコンテスト」表彰式を開催した。今回はイラスト部門に加え、創業90周年を記念して写真部門を新設。イラスト部門は「健康と環境に配慮した生活」を意味するLOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability)、写真部門は「ファミリー」をテーマに、日本国内、中国、韓国から480人、646作品の応募があった。その中から、両部門の「最優秀賞」1点、「優秀賞」1点、「準優秀賞」2点、「入選」10点の受賞作品をそれぞれ表彰した。
イラスト部門最優秀賞には、嶋﨑智美氏「午後のギャラリー2/5」が選ばれた。表彰式では、優秀賞の本間茜氏「バドミントン」、写真部門最優秀賞の東野正文氏「サマージャンプ」、優秀賞の野田大空氏「崩壊と維持」ら、全作品の入賞者を表彰した。
あいさつにたった下谷友康社長は「千修は11月3日に創業90周年を迎え、これを記念して今回は写真部門を新たに新設した。いずれの作品も甲乙つけがたかった。コンテストはイラストレーターの登竜門として定着し、入賞者の方が著名な審査員の方と交流を深めて頂きたい」と語った。
審査委員の美術評論家伊東順氏、アートディレクター山岡茂氏、写真家宮澤正明氏からは作品の講評が述べられた。審査委員長の伊東順氏は、「本コンテストは当初から環境をテーマとしてきたが、これに健康のロハスを加え、本コンテストの意義は大きい」と寄せられた作品のレベルが高いこと、社会的意義があることを評価した。表彰者に向けて、下谷社長が表彰状と記念品を贈呈した。
受賞作品と授賞式の模様は、千修のサイトからみることができる。