北海道の新たな印刷イベント「HOPE2016」が開幕
北海道の新たな印刷イベント『HOPE2016』(HOKKAIDO PRINT EXPO)が9月2日10時、札幌市のアクセスサッポロで開幕した。
HOPEは北海道情報・印刷産業展を刷新し、展示に加え、セミナーを拡充。『学び』と『情報発信』の場として位置づけられている。今年は13のセッションが予定されている。
9月2日のオープニングでHOPE実行委員会の板倉清会長(北海道印刷工業組合理事長)は「印刷産業に携わる者はその課題を共有し、解決策を提供する新しいビジネスモデルを構築するこが社会から必要とされる企業の条件と考えられる。ソリューション・プロバイダーとして社会の要求に応えるビジネスを推し進めるためには自社の設備や技術の向上に加え、同業
者・関連業者・隣接異業種とのコラボレーションを積極的に展開することも勝ち残るための1つの
方策」と印刷業が置かれた環境を指摘。「HOPE2016はこれらの要求に応える十分な情報発信、学びのプログラムを兼ね備えている」とHOPEの意義を述べ「大きな成果を勝ち取るよう、2日間、気合を入れて頑張りましょう」と力強く呼びかけた。
初日の基調講演では全日本印刷工業組合連合会の臼田真人会長が『印刷業に求められる価値の変化』を演題に講演。会場は事前申し込みの聴講者で満席となった。
HOPE2016は9月3日まで開催されている。