加藤文明社 森美術館の公式図録がアジアプリントアワード2021でゴールドウィナーに

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ゴールドウィナーに輝いた「六本木クロッシング2019展:つないでみる」公式図録

加藤文明社が2019年に制作した森美術館の「六本木クロッシング2019展:つないでみる」公式図録が、『アジアプリントアワード2021』のデジタルブックプリンティング部門のゴールドウィナー(第一位)に輝いた。アジアプリントアワード(APA)は、アジア全域の国や地域から、さまざまなメーカーの印刷機器で製作された作品が一堂に介すコンテスト。

今回の受賞に伴い、10月21日、富士フイルムグラフィックシステムズおよび富士フイルムビジネスイノベーションの共催による表彰式が、東京都千代田区の加藤文明社本社で行われた。

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加藤社長(左)へ表彰状が渡された

アジアプリントアワード(APA)には、毎年多くの作品が応募されており、今回は1874の作品が寄せられた。

加藤文明社の作品は、富士フイルムビジネスイノベーション主催によるコンテストプログラム「2020年度 イノベーションプリントアワード(IPA)」において、書籍・マニュアル部門の第2位を獲得しており、入賞した作品としてAPAに応募登録していた。

なお授賞式には、加藤文明社から加藤純男会長、加藤文男社長および図録制作担当者を代表してプリンティングディレクターの平井彰氏が登壇。表彰状などが授与されたほか、会長および社長からは受賞の喜びが語られたほか、平井氏からは取り組み経緯や制作で感じた新しいものづくりに関する期待感や関係者への感謝の言葉も述べられた。

受賞した森美術館の公式図録「六本木クロッシング2019展:つないでみる」は、加藤文明社の印刷スタジオ「atelier gray」にあるFujifilm Jet Press 720Sで表紙を出力した作品で、表紙がバリアブル印刷を採用した3,000種類の絵柄になっている展覧会カタログ。今回のカタログは、店頭でカタログの表紙を見えるように並べて販売するなど、カタログ販売の方法ににも影響を与えており、デジタル印刷の強みを発揮する事例となった。

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表彰状授与式で関係者らによる集合写真から

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