加藤文明社 千葉商科大学 政策情報学部とのコラボレーション体験学習をオンラインで開催
加藤文明社は、11月27日、「千葉商科大学 政策情報学部 × 加藤文明社『データ入稿から、本ができるまでを学び体験する』オンライン見学会 2020」を、同社 新宿SC内にあるatelier grayで行い、授業を受けている学生らメンバーに向けた限定公開でライブ配信した。
同企画は、昨年、atelier grayで同じテーマで実施した見学会が好評だったことから、以降は毎年開催が決定していたが、コロナ禍となり、感染対策の観点からオンラインのライブ配信として実現したもの。
当日は、「エディトリアルデザインを学ぶ学生に向けた印刷の基礎知識と本ができるまで」をテーマに行われ、加藤文明社のプリンティングディレクターによる印刷に関する解説や、印刷加工サンプル、実作業の中継と作業動画などを織り交ぜて、オンラインながらも臨場感ある体験授業が行われた。
なお作品集の素材は、事前に生徒たちの作品を実際に入稿してもらっており、オンライン見学会では、1冊の作品集として完成に至るまで、印刷会社の仕事の一連の流れが紹介された。
作品集の表紙には、デジタル印刷機JetPressによるバリアブル印刷を施し、1冊1冊がすべて異なるコラボレーション作品に仕上がっている。作成された作品集は、次回の対面授業の際に先生から生徒に配布される。
当日の撮影については、千葉商科大学 政策情報学部の映像制作ゼミに協力を要請。同ゼミ生にとっては撮影およびライブ配信の実地研修の機会となった。
これにより、エディトリアルデザインを学ぶ生徒、映像制作を学ぶ生徒、両者の学びの場として、加藤文明社の企画と設備を提供する新しい産学連携が実現した。