凸版印刷 DXで調達業務を効率化、企業間調達支援プラットフォームの販売を開始
凸版印刷メーカーとサプライヤー間の電話・メール・FAXなどで行われる調達業務をクラウドで一元化できる 企業間調達支援プラットフォーム「SDNECT(TM)」(Supply and Demand conNECT)を開発し、 販売を開始した。
従来の企業間取引(EDI)は 電子取引の仕組みの色合いが強く、 注文と同時に発生する詳細な調整や例外処理の業務に電話やFAXなどが併用されている。「SDNECT」は注文を伝えると同時に双方向コミュニケーションを簡単に行えるよう、 企業間の取引を支援する。具体的には、 企業間取引に必要な注文情報をデジタル化して管理できるDigitalization機能」、 調整業務などをチャットで行える「Communication機能」、取引データの一元管理によりデータ分析を可能にする「Analysis機能」の3つの機能を備え、 業務効率化を実現。 凸版印刷が製造業として長年培ってきた調達業務の実績とノウハウをデジタル化したことにより、 ユーザビリティに優れ基幹システムとの接続が容易で導入しやすい。
同社は2021年度までに関連事業含めて約150億円の売上を目指す。