凸版印刷 阪急バスに光る時刻表提供、暗夜でも長時間自己発光
凸版印刷の蓄光製品シリーズ『LUMITOP(ルミトップ)』がこのほど、阪急バスに暗視下でも光る時刻表として採用された。郊外や山間部など夜間照明の少ない地域を中心にバス停10ヵ所に設置されている。
『LUMITOP』は、太陽光や屋内光などの光エネルギーを蓄えることで、暗闇で青緑色に自己発光が可能な蓄光製品。十分に光を蓄えれば約12時間後に3mcd/平方mを超える残光性能を発揮する。耐水性と耐候性に優れるため、屋内・屋外の様々なシーンでの活用が想定される。
今回採用されたのは、『LUMITOP』のラインアップの一つである蓄光板。製造方式には、アルミ板に蓄光塗料をコーティング加工する方式を採用した。文字が印刷された透明シートの下地に蓄光板を用いることで、バックライトを使用しているかのように時刻表が発光するバス停看板を実現した。電気配線工事の必要がなく、設置後もメンテナンスが容易。