凸版印刷 真贋判定/トレーサビリティサービスが日立建機に採用

部品の真贋判定を行う様子(イメージ)
部品の真贋判定を行う様子(イメージ)

凸版印刷は、商品に貼り付けられたQRコードをスマートフォンで読み取るだけで、その商品の真贋判定を行う「ID-NEX®真贋判定サービス」に加え、QRコードで部品のトレーサビリティを管理できる「ID-NEX®トレーサビリティサービス」と、偽造防止用のホログラムが、日立建機に同時に採用されたと発表した。2021年1月から順次、日立建機グループが販売するサービス部品を対象に、部品のパッケージラベルに適用される。

近年、様々な業界で模倣品や不正流通品が増えており、被害が拡大している。正規品より粗悪な品質であることがほとんどで、とくに建設/運搬機械業界では、使用中の不具合により人命にかかわる重大な事故を引き起こす可能性があり、大きな問題になっていた。

このような課題に対し日立建機は適切な製品管理とトレーサビリティを実現するべく凸版印刷の提供する「ID-NEX®真贋判定/トレーサビリティサービス」を導入。模倣品や不正流通品対策の実績・有用性と、スマートフォンがあれば真贋判定できる利便性、クラウドを利用するサービスのため導入費用が抑えられる点などが高く評価され、採用された。また、目視による真贋判定だけでなく、ラベル偽造が抑止されるとして、ホログラム付きの部品ラベルも同時に採用した。

関連記事

最新記事