凸版印刷 災害時に持ち運びやすい非常用給水袋を開発
凸版印刷は、災害時に生活用水の持ち運びに便利な非常用給水袋を開発した。自治体や企業などの備蓄用物資として、2015年11月より本格的な販売を開始する。
新製品は凸版印刷が提供しているプラスチックフィルム内袋と段ボールの外装箱で構成される大容量液体製品向け複合容器「TL-PAK(ティーエルパック)」の製造技術を活用して開発された。約9ℓの水を持ち運ぶことが可能で、プラスチックフィルムを使用したシンプルな構造のため、低コストで導入できる。使用しないときは折りたたんで収納できるほか、コンパクトな設計により、トートバックなどに入れて持ち運べる。