凸版印刷 学会向け電子ポスター開発、ポスターセッションに提供
凸版印刷は、高品質な画像データやデジタル高精細映像の技術を活用した4Kデジタルポスター・システムを開発し、5月31日から6月3日まで広島市で行われる第117回日本皮膚科学会総会のポスターセッションに提供する。
一般的に学会のポスターセッションでは、研究者たちが研究成果を紙に印刷し、ポスターとして割り当てられた会場に掲出、研究方法や成果を発表する。今回は通常の紙のポスターと合わせて、4Kデジタルポスター・システムを活用。85型の4Kタッチパネルディスプレイをデジタルポスターとして2台設置し、データ配信サーバから電子書籍形式でコンテンツを掲出する。これにより文字や画像が荒れることなく、インタラクティブに約5倍まで拡大ができるほか、動画の掲出にも対応する。