凸版印刷「Shufoo!」調査 バレンタインデーにチョコを贈るは顕在、新定番ギフトに「パンツ」も
凸版印刷が運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、 「Shufoo!」を利用する全国の既婚女性5592名の消費者を対象に、 バレンタインデーに関する意識調査を行った。
それによると、配偶者に渡す人が大半を占めたほか、「モノを贈る」派の3位にはパンツがランクインした。また、バレンタインデーに期待することとしては、 チョコレートの非日常体験であり、義理チョコ論争については 「ない方がいい」が58.7%、 「あった方がいい」は28.5%だった一方、 「どちらでも」も多数を占めている。さらには、4人に1人が、チョコレートをもらってきた配偶者の 代理でお返し品を購入していることも明らかとなった。
今年のバレンタインデーは誰にギフトを贈るかを聞いたところ、 配偶者という回答が85.7%で、 昨対比ではマイナス4%となった。 次いで子供が45.0%(昨対比-4.1%)、 自分に贈ると回答した方は23.5%(昨対比-5.6%)。 全体的に減少傾向にあるものの、 家族を中心に贈る人が多い。
バレンタインデーのギフトとして、 チョコレートまたはチョコレート系の菓子を贈る予定の方は94.8%で、 他と大きく差をつけて圧倒的に多く、 チョコレートの揺るぎない存在感を感じられる結果となった。 一方、 「食料品・飲料以外のモノ」を選んだ人の自由回答では、 「パンツ(下着)」という回答が3位で、 近年、 大手下着メーカーがバレンタインデー向けのキャンペーンを開催するなどして盛り上げている動きが主婦層にも広がっていることをうかがわせる。 他には、 「夫が好きなおかず」といった贈る相手に合わせて決める、 という意見もあった。
なお、チョコレートやチョコレート系のお菓子を贈ると回答した中で、 準備する方法として「購入する」が64.6%で大多数を占めるものの、 昨対比では5.0%減となった。 代わりに、 購入もするし手作りもするが17.8%( 昨対比4.5%増)となった。
チョコレートやチョコレート系のお菓子を購入する基準としては、1位に「味」を選んだ人が最多の33.9%となり、 納得したものを贈りたいという気持ちが垣間見える結果となった。 しかし全体で最も多く選ばれたのは「金額」の75.8%、 次いで「味」の62.8%、 「パッケージなど見た目」43.8% という結果だった。
バレンタインデーギフト用の予算については、「 1,000円~2000円」が最も多く26.8%、 「500~1000円未満」が21.1%で、 全体の47.9%が「500円~2,000円以内」と回答した。 「2,000~3,000円未満」は19.3%、「3,000~5,000円未満」が16.1%と両予算帯でもボリュームがあることから、 ギフトを贈る人数や種類などによって予算に幅があると考えられる。