凸版印刷 FTSE Russell やMSCIなどが提供する世界的ESG投資インデックスの構成銘柄「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」に継続選定
凸版印刷株式会社は、英国のFTSE Russell(フッツィー・ラッセル)社が提供する世界的なESG 投資インデックスである「FTSE4Good Index Series」「FTSE Blossom Japan Index」「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」のほか、米国のMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)社が提供するESG 投資インデックス「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」に昨年度に引き続き選定された。
「FTSE4Good Index Series」を除く上記3つの銘柄は、公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、「ESG投資」の運用に関して採用している構成銘柄。「FTSE4Good Index Series」「FTSE Blossom Japan Index」「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」は、評価項目がESG全般について網羅的であり、また選定基準が明確であることが知られている。
また「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」は、ESGの取り組みの中でも特に、「女性採用比率」「女性管理職比率」などの職場の性別多様性を評価する指標。凸版印刷は上記4インデックスのほか、数多くのESG 投資指標の構成銘柄に選定されている。また、環境情報開示に関する国際的な非営利団体CDPにより、サプライヤー・エンゲージメント評価(SER)において2年連続で最高評価「CDP2022 サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されている他、「気候変動」カテゴリで「A-」評価を受けている。
凸版印刷では、「国連グローバル・コンパクト」を活動の原則、「SDGs」を活動の目標として取り入れ、サステナビリティにかかわる活動を展開している。2019年11月に公表した「TOPPAN SDGs STATEMENT」では、SDGsへの更なる取り組み強化と経営への統合を宣言。2020年11月13日に公表した「TOPPAN Business Action for SDGs」では、SDGs貢献に向けて事業で注力する分野を特定している。
また、将来にわたってあらゆる生命が存続できる持続可能な社会の実現に向けた取り組みをさらに加速させるため、2023年4月に地球環境課題への長期的な取り組み方針である「トッパングループ環境ビジョン2050」を拡充し、新たなテーマとして「Scope3での温室効果ガス排出実質ゼロ」を掲げるとともに、「生物多様性の保全」を追加し、環境課題への取り組みをサプライチェーン全体や地域社会との協働で進めていくことを宣言している。
また本ビジョンの更新とともに、SDGs目標年に合わせ設定している「トッパングループ2030年度中長期環境目標」についても、Scope1+2、Scope3それぞれの温室効果ガス排出削減目標を世界共通目標となる「1.5℃水準」に合わせて上方修正するとともに、生物多様性保全と水の最適利用に関する新たな目標を設定、廃棄物最終埋立量目標の上方修正を行った。
凸版印刷は今後も、ステークホルダーの皆さまとともに持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進し、透明性の高い情報開示を継続して行っていくとともに、「DX(Digital Transformation)」と「SX(Sustainable Transformation)」によってワールドワイドで社会課題を解決するリーディングカンパニーとして、ESGへの取り組みを加速させていく。