凸版印刷 震災復興に向けた産業回復の取り組みを県内外へ発信
福島イノベーション・コースト構想推進機構は、 東日本大震災からの福島県浜通り地域などの産業復興に向けた取り組みについての県内外への情報発信を目的に、 ARマーカーを用い福島イノベーション・コースト構想(以下、 福島イノベ構想)を映像などで紹介する凸版印刷が制作したモニュメントを設置した。設置場所は、福島県浜通り地域のほか、卓上型モニュメントを県内の企業や学校などを中心に設置した。
福島イノベ構想とは、 東日本大震災及び原子力災害によって失われた福島県浜通り地域などの産業を回復するために、 新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクト。 構想に関連する各分野の研究開発拠点を整備するとともに、 拠点を活用した研究開発の推進を通じ、 先端産業の集積などに取り組んでいる。
今回設置された凸版印刷が制作したモニュメントは、高さ約1.2mのサイズのものと、高さ約20cmの卓上型モニュメントで、福島県浜通り地域などを中心とした県内各所に設置した。 モニュメント正面部分に配置されたARマーカーをARアプリ「AReader(エアリーダー)」をダウンロードしたスマートフォンで読み込むことで、簡単に福島イノベ構想の紹介映像やWebサイトを見ることができる。モニュメントを通じた情報発信により県内外の人々へ福島イノベ構想への理解と参加意識の醸成を図る。
<映像コンテンツについて>
ARモニュメント正面部分に配置されたARマーカーを ARアプリ「AReader」をインストールしたスマートフォンで 読み込むことで福島イノベ構想の紹介映像が流れる。 新しい技術や産業を生み出す6つの取り組みを約1分 程度の映像で簡単に紹介している。