凸版印刷 機能強化したVRで高野山周遊観光促進

凸版印刷株式会社は、 和歌山県の高野山真言宗総本山金剛峯寺(以下、金剛峯寺)の協力のもと製作し、2021年11月に初公開したVRコンテンツ『高野山 壇上伽藍―地上の曼荼羅―』に、来訪者とのコミュニケーション機能や高野山内の文化資源の見所やストーリーを持ち帰ることができる周遊促進機能を追加した。世界遺産・高野山の豊富な文化資源の魅力や価値をより深く体感するための文化複合施設「高野山デジタルミュージアム」のグランドオープンにあわせて、8月3日から公開を開始している。

今回の機能追加により、高野山デジタルミュージアムのVRシアターにおいてVRコンテンツ「高野山 壇上伽藍 ―地上の曼荼羅―」を鑑賞する際、 来場者が各自のスマートフォンで回答した好みの観光スタイルに応じて、専属ナビゲータがVRを操作して周辺情報を案内できるようになった。また、来場者が持ち帰ることができるコンテンツとして壇上伽藍を実際に歩いて見学する際のサポートツール『壇上伽藍ビジュアルガイド』などを用意。高野山の二大聖地の一つである壇上伽藍へ来場者を誘導し、高野山の周遊観光を促進する。


VRシアターでは、専属ナビゲータがVR空間を自由に動き回れるコントローラを用いて同コンテンツを上演し、弘法大師空海が唐より持ち帰った曼荼羅と壇上伽藍の解説を含め、高野山の魅力を丁寧に伝える。また開演前に来場者のスマートフォンで専用Webサイトにアクセスすることで、スマートフォンと連動したVRツアーを案内する。

今回の高野山デジタルミュージアムのグランドオープンに合わせて、VRシアター来場者が持ち帰ることができる2つのコンテンツとして、『壇上伽藍ビジュアルガイド』とインタビュー掲載サイト『TAKS』を公開している。

<「高野山デジタルミュージアム」の概要>
所在地:和歌山県伊都郡高野町高野山360番地
営業時間:10時~17時 
定休日:12月~2月不定休(※VRシアターのみ、 毎月最終月曜日休演)
施設HP  https://www.dmckoyasan.com/digitalmuseum/


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