凸版印刷 東京国立博物館のミュージアムシアター来場者が20万人を突破
凸版印刷と東京都台東区上野の東京国立博物館および国立文化財機構文化財活用センターとが共同で運営している「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」(以下、ミュージアムシアター)は、 9月13 日で、2013年1月の東京国立博物館・東洋館地下1階リニューアルオープン以来の累計来場者が20万人を突破した。
20 万人目を迎えた16 時の上演回では、 東京国立博物館長・銭谷眞美氏と凸版印刷文化事業推進本部長・矢野達也氏が、それぞれ挨拶。またミュージアムシアターにて上演中の『VR刀剣』にちなみ「VR刀剣プレミアムポストカードセット 三日月宗近」を、 来場者全員に記念品として配布した。
20万人目となった東京都池袋から来館した緒形さんは「ミュージアムシアターには何度か来たことがあり、 映像ならではの自由度が魅力だと感じていました。 今回のVRで再現された刀剣も、 展示室とは見え方が変わり興味深かったです 」と述べた。
東京国立博物館と凸版印刷は、 2007年より文化財の新しい公開手法に関する共同プロジェクトを推進し、 ミュージアムシアターを運営してきた。VRならではの視点による新たな文化財鑑賞体験ができる施設として、これまで延べ60作品以上を公開し、来場者からは、 「ミュージアムシアターでVR作品を見ると、 展示室での作品鑑賞をより楽しむことができた」といった声が寄せられている。