凸版印刷 曲がる屋外向け蓄光シート

凸版印刷はこのほど、防災・減災用蓄光フィルムシリーズ「LUMITOP(ルミトップ)」シリーズの新製品として、屋外向けで国内最高水準となる「JIS Z 9097:2014(※1) II類」に準拠した高輝度・長時間の残光性能を持つ蓄光シートを開発した。屋外向けの避難誘導標識はもちろん、夜間照明がない場所での安全表示など、防災や防犯・安全対策向けに、6月から販売していく。
新製品は、太陽光や屋内光などの光エネルギーを蓄えることで、暗闇で青緑色に自己発光が可能な蓄光シート。基材となるフィルムに蓄光材料をコーティングする製造方式を採用し、屋外向けの津波避難誘導標識システム規格「JIS Z 9097:2014 Ⅱ類」に準拠。キセノンランプで60分間照射すると、12時間後に10mcd/㎡を超える残光性能を実現した。また、フレキシブルで軽量なため曲面への展開が容易なほか、シート形状のため加工適性が高く、シート単体から成型品まで幅広い製品に対応できる。
同本製品は、4月5日から7日まで、東京ビッグサイトで開催される「第8回高機能フィルム展」のトッパンブースで展示される。

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