凸版印刷 キメラとデジタルメディアのマネジメントを支援
凸版印刷と、出版社・新聞社・テレビ局などのパブリッシャー向けにビジネスグロース支援・プロダクト提供を行うキメラは、11月に資本業務提携を締結した。同提携により、凸版印刷が持つ出版・新聞・教育業界などにおけるデジタルコンテンツの開発・提供実績やマーケティングのノウハウと、キメラの持つメディアビジネスにおける知見を融合させ、パブリッシャーの保有するメディアの価値向上を目的としたデジタル化とサブスクリプションモデル構築を共同で推進する。
■ 具体的な事業展開について
1. デジタルメディア向けソリューションの共同営業・販売
キメラの提供するデジタルメディア向けのプロダクトである記事コンテンツのエンゲージメント分析ツール「Chartbeat」(※1)やサブスクリプション管理ツール「Piano」(※2)を凸版印刷と共同で営業・販売する。パブリッシャーの保有するメディアのデジタル化支援からサブスクリプション型モデルの実現・運用支援まで紙媒体とは異なるデジタルメディアならではの最適なマーケティング施策を実施し、 デジタルメディアの価値向上に貢献する。
2. デジタルとリアルを連携したマーケティング支援
イベントや物販、パーソナライズ出版などの凸版印刷が有する生活者とのリアルな接点を創出するソリューションを組み合わせることで、デジタルからリアルまで一貫したマーケティング支援を実現。これにより、デジタルとリアル両面でのメディア接触体験による読者の獲得やエンゲージメントの向上を支援する。
3. サブスクリプションモデル構築に向けたパブリッシャー向け新規サービスの共同開発
広告を中心とした収益構造に新たな収益源を構築し、かつ、デジタルメディア独自のブランド価値の運用・向上を実現するパブッリシャー向けのサブスクリプションモデル構築に向けて新規サービスの提供を目指す。