凸版印刷 イベント運営のマネジメントシステム「ISO20121認証」を取得、環境・社会・経済に配慮し持続可能性を実現するイベント運営を推進
凸版印刷株式会社は、持続可能なイベント運営のためのマネジメントシステム規格「ISO20121(イベントサステナビリティ・マネジメントシステム)認証」を取得した。
「ISO20121認証」は、イベント運営における環境影響の管理に加えて社会的、経済的影響についても管理し、イベント産業の持続可能性をサポートするためのマネジメントシステム。本認証により、凸版印刷は、ISO20121で定められた管理項目のもとサスティナビリティの視点を取り込んだイベントの企画、制作、準備及び運営を推進していく。
「ISO20121認証」は、BSI(British Standards Institution:英国規格協会)が開発に関わった BS 8901に基づき策定が進められた。BS 8901は、2012年に開催されたロンドンオリンピックを開催する上で、環境・社会・経済のバランスが取れた大会として運営するために2007年に策定された規格。東京オリンピック・パラリンピックにおいても適用され、2025年に開催される大阪・関西万博においても導入が検討されている。地球環境や社会問題に対する意識の高まりから、イベント産業においても環境、社会、経済的影響についての配慮が求められており、海外や国内におけるイベント事業の委託要件として、世界共通の持続可能なイベントマネジメントシステム基準である本認証の取得を要件とする団体・機関も増加している。
凸版印刷は、長年、ショールームやミュージアムなどの施設やイベントにおける空間・コミュニケーション設計に携わってきた。また、設計・施工にとどまらず顧客の事業課題を共に考え、社会情勢、最新のトレンド・デジタル技術などの外部環境変化を的確に捉えた事業の戦略策定サポート、効果的な体験デザインの創造、生み出されたアセットを最大限に活かすためのエンゲージメント向上施策まで、体験価値の最大化を図るイベント運営を推進している。
また、トッパングループ全体として、全てのステークホルダーを対象に、気候変動対応、人権方針の策定、サプライチェーンマネジメント、ダイバーシティー&インクルージョンの推進などのサスティナビリティ活動を展開し持続可能な社会の実現と企業価値の向上に取り組んでいる。
これらの考えの下、イベント運営における戦略策定から実行までを一貫して対応できることを強みとして、廃棄物の分別リサイクルなどの環境配慮、設営撤去時等の安全衛生管理、人権や、ダイバーシティー&インクルージョンに関してのスタッフ教育など、持続可能性に寄与する具体的なアクションを取り入れ、実行してきた。
また、トッパングループ全体としては、全てのステークホルダーを対象に、気候変動対応、人権方針の策定、サプライチェーンマネジメント、ダイバーシティー&インクルージョンの推進などのサスティナビリティ活動を展開し持続可能な社会の実現と企業価値の向上に取り組んでいく。
これまでの実績と「ISO20121認証」に基づくイベントマネジメントシステムの構築により、持続可能なイベント運営を通じた社会課題の解決に貢献する。