凸版印刷 「可能性アートプロジェクト」でメセナアワード2022「メセナ大賞」を受賞

凸版印刷株式会社は、障がい者によるアート作品の付加価値化で自立支援を目指す「可能性アートプロジェクト」の取り組みにより、公益社団法人企業メセナ協議会主催の「メセナアワード2022」において、最も優れた活動に贈られるメセナ大賞を受賞した。
なお、メセナアワード2022において凸版印刷の可能性アートプロジェクトは『可能性は無限で賞』というタイトルで入賞し、入賞作品の中から大賞を獲得した。

「可能性アートプロジェクト」の仕組み


「可能性アートプロジェクト」とは、凸版印刷の技術と障がいを持つアーティストの生み出した作品が融合することにより、多くの人々のもとに “可能性” を届けるプロジェクトで、同社は2018年より本活動を推進してきた。なおこの活動は、次世代の人財開発施策を研究開発する拠点である「人財開発ラボ」による活動の一環で実施している。
同プロジェクトにおいて新しい持続可能な仕組みを創出し、社会課題解決と経済活動の両立に貢献している点や、社員が新たなビジネスモデルに参画することで人財育成につなげている点などが評価され、今回の受賞に至った。
なお本プロジェクトは、2025年大阪・関西万博の「TEAM EXPO 2025」共創チャレンジにも登録されている。

「可能性アート」展示の様子 小石川本社ビルでのリアル展示
「可能性アート」展示の様子 :メタバース空間での展示

「メセナアワード」は、企業メセナ協議会によって、企業によるメセナの充実と社会からの関心を高めることを目的に、1991 年に創設された。日本国内に所在する企業や企業財団、またそれらの連合体を対象に、有識者による選考の上、特に優れたメセナ(芸術文化振興による豊かな社会創造)活動を表彰している。今年は、166件の対象案件の中から、大賞1件、優秀賞5件が選出された。

「メセナアワード」公式サイト: https://www.mecenat.or.jp/ja/mecenat_awards/mecenat_awards

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