共進ペイパー B1サイズデジタル印刷機の導入を決定、機種選定開始

共進ペイパー&パッケージはこのほどB1サイズのデジタル印刷機の導入を決定し、工場の準備を開始した。今後、機種の選定に入る。

同社は神戸市に本拠地を持つ同社は全国5工場、タイ1工場で紙器・段ボールケースを製造、販売している。豊富な形状の型を保有しているほか、抜き型の自社製造で様々なニーズに応えている。2013年には欲しい箱を〝欲しい時に 欲しい量だけ 欲しい価格で〟をコンセプトに『ハコプレ』を開設。主に小ロット・短納期の需要を取り込みながら成長し、現在はPOPや紙袋、ギフト向けオリジナルパッケージにサービスを広げている。

製品は富士ゼロックスのプロダクションプリンターに加え、富士フイルムデジタルプレスのB2判枚葉インクジェット印刷機『JetPress 720』で生産。2016年にはイタリア・セイレーザー社のレーザー加工機を導入し、小ロット対応をより強化している。

B1サイズのデジタル印刷機の導入は、サイズアップによるハコプレ事業のさらなる拡大が狙い。すでにハコプレ事業の製造を担う関東工場(千葉市花見川区)の近隣に土地・建物を取得している。

関連記事

最新記事