共同印刷 nippnと環境に配慮した「紙仕様パッケージ」を開発

共同 紙パッケージ_top

共同印刷とニップン(nippn)が開発した、FSC認証紙を使用した紙仕様の食品用一次包装材が、この度、nippnの「オーマイ 自然の恵み 全粒粉スパゲッティ 1.6㎜結束」の包装材として採用された。

パッケージの印刷にはバイオマスインキを使用し、環境に配慮した製品となっており、共同印刷グループの環境ビジョンに基づき、パッケージ事業において脱プラスチックと脱炭素に貢献する。

新たに開発したパッケージの特長として、紙の重量比が50%を超えるため容器包装リサイクル法における「紙製容器包装」に分類できる。何より、この包装材を用いることでプラスチック使用量を削減できる。
材料にはFSC認証紙(森林認証紙)を使用しており、印刷にはバイオマスインキを採用。共同印刷のグラビア印刷のノウハウによる美しい印刷表現と優れた耐擦過性を実現している。なお、食品用包装材としての品質および包装機での加工適性は、フィルム仕様の場合と比較して遜色がない。

共同印刷では、今後も環境に配慮した包装資材の開発に取り組み、製品ライフサイクルを通じた循環型社会の実現に貢献していくとしている。

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