共同印刷株式会社は「トップシール紙トレー」を開発した。紙トレーへのトップシールで高い密封性とバリア性を実現しており、液漏れせず、内容物によっては賞味期限の延長も可能。内面フィルムとトレーを簡単に分離できるので、分別のストレスも軽減する。
なお、同製品は、10 月12 日から東京ビッグサイトで開催される｢TOKYO PACK 2022 東京国際包装展｣へ参考出品する。

同社が開発した「トップシール紙トレー」は、液漏れの心配がなく、食品の持ち帰り時にも安心・安全な密閉紙容器。高い密封性とバリア性を特長とするため、ガス置換包装（MAP 包装）による賞味期限の延長を可能とした。また、中食向け容器として電子レンジの使用にも対応する。
紙トレー部分と内面フィルムが分離しやすいように加工されているため、使用後の分別廃棄が容易で、リサイクル性に
優れた製品設計になっている。
紙トレーの素材に森林認証紙を使用することで、さらに包材の環境性能を高めることができ、付加価値の向上にもつながる。

「トップシール紙トレー」はプラスチック使用量の大幅な削減とフードロス削減に同時に対応する多機能でサステナブルな包材として、持続可能な社会の実現に貢献する。