全日シール 第29回世界ラベルコンテストで日本から9社10作品が入賞
全日本シール印刷協同組合連合会は、「第29回世界ラベルコンテスト」において、最優秀賞8点、審査員特別賞2点の8社10作品が入賞したことを発表した。入賞者にはトロフィーが授与される予定で、授与式は5月30日に行われる同連合会総会後の懇親会で行う。
第29回世界ラベルコンテスト入賞者は、最優秀賞にはフセキソの部門で㈱タカラ、レタープレスの部門で㈱丸信、サトープリンティング㈱(2点)、オフセットの部門で進和ラベル印刷㈱、精英堂印刷㈱、複合の部門で㈱サンメック、新規開発の部門でシバタセスコ㈱が受賞。審査員特別賞では、複合の部門で㈱丸信、スクリーン印刷の部門でシーベル産業㈱が受賞した。
同コンテスト審査会は、2017年9月25日、ベルギー・ブリュッセルにおいて、JFLP(日本)、FINAT(欧州)、TLMI(北米)、LATMA(豪州)、SALMA(ニュージーランド)、PEIAC(中国)の世界のシールラベル印刷6団体が参加して行われた。審査会では、6名の審査員によって22のカテゴリーで審査を行い、「サンプル配布と説明」「各審査員からのコメントや指摘」を経て、審査員全員の合意により結果が決定されている。
印刷方式毎に発表される「ベストオブベスト」賞については、9月上旬、北米・シカゴで開催するラベルエキスポアメリカのグローバルアワードセレモニーにおいて最優秀賞受賞の中から発表される予定。