全日シール 世界ラベルコンテスト受賞者を表彰
全日本シール印刷協同組合連合会は、5月30日、第59回通常総会を行い、その懇親会の冒頭、第29回世界ラベルコンテスト受賞者に対しするトロフィー授与式を行った。第29回の日本からの受賞者は、8社10作品。
世界ラベルコンテストは、FINAT(欧州ラベル印刷団体)が提唱して1989年から年に1度開催されているもので、同連合会は、モナコで開かれた第2回から参加。27のカテゴリー別に最優秀賞・審査員特別賞などを表彰している。
第29回世界ラベルコンテスト審査会は2017年9月25日、ベルギー・ブリュッセルで行われ、JFLP(日本)をはじめ、FINAT(欧州)、TLMI(北米)、LATMA(豪州)、SALMA(ニュージーランド)、PEIAC(中国)といった世界のシールラベル印刷6団体が参加した。
受賞企業は、最優秀賞に㈱タカラ(フレキソ:ワイン・酒)、㈱丸信(レタープレス:線画と網点)、サトープリンティング㈱(レタープレス:カラープロセス/レタープレス:ワイン、酒)、進和ラベル印刷㈱(オフセット:カラープロセス)、精英堂印刷㈱(オフセット:ワイン、酒)、㈱サンメック 東京支店(複合:カラープロセス)、シバタセスコ㈱(新規開発:印刷方式問わず)が、審査員特別賞を㈱丸信(複合:ワイン、酒)とシーベル産業㈱(スクリーン印刷)が受賞している。
なお、印刷方式毎に発表される「ベストオブベスト」賞については、9月25日、アメリカ・シカゴで発表される。