全印工連東北地区協 SOPTECとうほく2021盛況に 新たなビジネスのヒントを提供
全日本印刷工業組合連合会東北地区印刷協議会(針生英一会長)、SOPTECとうほく2021実行委員会主催(同会長)の『SOPTECとうほく2021』が、11月10日、11日の両日、仙台市若林区の仙台卸商センター産業見本市会館サンフェスタで開催され、2日間で3,550人が来場した。
SOPTECとうほく2021では、『DX時代の印刷会社の在り方を探る』をテーマに、45社の展示ブースと20のソリューションセミナーを通じて、東北6県の印刷産業が抱える直近の課題から新たなビジネス創出のヒントまで幅広く情報が提供された。
今年は新型コロナウイルス感染防止の観点からオープニングセレモニーは中止として、針生会長の館内放送で開幕した。針生会長は「例年7月に開催してきたSOPTECだが、ワクチンの行き渡る時期に合わせて日程を変更し、本日、無事にスタートすることができた。コロナ禍の影響を大きく受けた印刷業界に元気を与えられるイベントとなり、様々なビジネスのヒントや新たなビジネスチャンスにつながる2日間になることを期待している」と開会を宣言した。
展示会場には出展各社がオフセット印刷機、デジタル印刷機、後加工機器のハードウェアに加え、自動化を実現するソフトウェアや、付加価値を創出するビジネスソリューションを提案。東北地区の印刷会社も多数出展し、自社の製品やサービスを訴求した。
会場では、入口でのアルコール消毒のほか、入場者数をリアルタイムで表示するパネルを設置し、万全の感染防止対策を講じての開催となった。
来年のSOPTECとうほく2022は、7月中旬の開催を予定している。