全印工連フォーラム 印刷産業のDX模索でビジョン策定へ

DXの重要性を説く臼田会長
DXの重要性を説く臼田会長

全日本印刷工業組合連合会は10月4日、大阪市中央区のホテル日航大阪で、2019全印工連フォーラムを開催した。313名が出席した全印工連フォーラムでは、臼田真人会長によるメッセージのあと、各委員会、全国青年印刷人協議会が今期の中間報告を行ったほか、全印工連が進める『幸せな働き方改革』のステップ3として業務革新について、産業能率大学総合研究所の内藤英二氏が『「幸せな働き方改革」へ向けて!!~ステップ3「業務革新」の概要~』を演題に講演。従業員参画型のアプローチとして、成功の循環モデルや改善の方向性を解説した。

また、全印工連事業の一つであるアドビシステムズと提携する「特別ライセンスプログラム」の現行の契約が11月30日に満了を迎えることから、新プランをまとめてきた。全印工連フォーラムでは12月1日からの新たな特別ライセンスプログラムについて、その中身が紹介された。

臼田会長はアドビとの新たな特別ライセンスプログラムと、中小印刷産業が今後永続するためのビジョン策定について触れ、デジタルトランスフォーメーション(DX)が今後の中小印刷業が生き残るためのキーフレーズになると強調した。

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